Q.ITサービス改善計画

ITサービス改善計画の実施方法、計画書のフレームワークは何ですか？

ITサービスの改善を行う際にもプロジェクトマネジメントのフレームワークであるPMBOKを活用できます。
改善に当たっては、定常業務と切り分けて、改善をプロジェクト化することで対象の改善項目を集中的に改善できます。
実施方法としては、改善の要件を抽出し、改善プロジェクト化することから始まります。次に目的、目標などを定義したら改善計画書に記載し、それ以外に記載する内容を決めます。記載に当たっては、PMBOKのプロジェクトマネジメント計画書作成プロセスを参考にすると良いと思います。スコープ、スケジュールといった管理対象をそれぞれどの程度の管理粒度で書くか、また、どのようにパフォーマンスを図るかまで定義しておくとよいのではないでしょうか。
そして、改善計画書で定義された改善を実行していく形になります。そこでゴールに向かって正しく進んでいるのかパフォーマンスをチェックし、必要に応じて是正(最近はピボットとも読んだりするかもです。)を加えていき、対象とする改善項目の目標まで、改善を図っていく形になります。
改善に関しては、システムを組込むという場合もあるかもしれませんが、運用上の変更だけといった場合もあるので、定着という点をゴールにするした方が良いと感じます。
すいません。ご参考になれば幸いです。