システム管理者の会
会員および賛同企業の皆さま
明けましておめでとうございます。
昨年は、システム管理者の会が主催する様々な活動への
ご参加ならびにご協力、誠にありがとうございました。
システム管理者の方々におかれましては、事業継続のためのITインフラの強化やセキュリティ対策だけでなく、AIを活用した新たなサービスの創出や既存システムの改善など、数多くの課題に日々取り組まれ、大変ご苦労されていることと思います。
昨年は、5年以上にわたる議論の末、「ITサービスマネジメント」をテーマにした新しいコンセプトを打ち出しました。従来の「システム管理」から「ITサービスマネジメント」へと対象を見直し、その認知度と重要性を高めようと考えています。
第18回を迎えた「システム管理者の会 感謝の日イベント」では、この新しいコンセプトを発表しました。このイベントを通じて、システム管理者の皆さまがAI時代においてどのように価値を高め、サービスを提供し続けるかを考える機会を提供できたと思いますし、内容に共感をしていただけたことを大変嬉しく思います
さらに、「第7回システム管理者アワード」の表彰式では、5社中3社の企業様にご登壇いただき、ユニークな取り組みや「サンクスカード」の電子化などの活動を紹介いたしました。これにより、参加者同士の交流の機会を持つことができたとのご感想をいただいております。
また昨年は、上級コースのカリキュラムを刷新し、「事業とITの関係を理解し、全体を見通せる人材の育成」を目的とした内容に変更いたしました。オンライン開催も定着し、地域を問わず多くの方にご受講いただいております。
今後は集合型での開催も視野に入れ、準備を進めております。
生成AIや自律型システムの進化により、私たちの生活やビジネスの一部として新しいサービスや製品が生まれ続けています。2025年「乙巳」は「努力を重ね、物事を安定させていく」といった意味合いもあり、皆さまが新たな機会を掴み、成功へと繋げていくことを祈念いたします。
システム管理者の会は、これからもシステムを支える方々や開発を牽引されている方々をはじめ、ITサービスマネジメントに関わる全ての方々へ感謝の気持ちを形にして伝えることで、モチベーションの向上と社会全体のITサービスレベルの向上に寄与し、ITサービスマネジメントに携わる皆さまのスキルアップや交流の場をご提供できるよう尽力してまいります。
会員の皆さま、賛同企業の皆さま、引き続きご協力を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。
システム管理者の会
推進委員 代表
今里 亘
(NTTコムウェア株式会社)