株式会社アイネット様では、部内で「いいね!」を送り合う活動を行っています。
今回はアイネット様の運用品質を高める運用改善提案活動をご紹介します。
組織紹介
ITMS本部 ITマネージドサービス事業部 統括部長
廣瀬 俊之 様
株式会社アイネットは、2021年4月22日創立50周年を迎えました。これもひとえに皆様の力強いご支援とご協力の賜物と心より感謝申し上げます。
当社はデータセンターとクラウドコンピューティングを展開するとともにシステムの企画・開発から運用・監視までカバーする独立系IT サービスプロバイダーです。国内最高レベルのデータセンターをベースに、クラウドサービスビジネスを積極的に展開しており、システム開発サービス、メーリングサービスなどワンストップでご提供しています。
DCマネージドサービス事業運用部では、自社データセンターの運用から外部システムのリモート運用まで、24時間365日の運用サービスをご提供しています。
「いいね!」を送り合う活動について
―活動実施の背景を教えてください
自分たちが働いている課以外の部署が実施している活動を知り、刺激を受けて欲しい思いで始めたのがきっかけです。
まずは、月に1件上げてもらう運用改善を部会で発表する時間を設けました。しかし改善を実施してくれた本人が忙しくて発表まで参加できないなどの問題もあり、色々と試行錯誤しました。その中の一つとして、「上位職よりも実際に一緒に働いている同僚から評価された方がモチベーションに繋がるのではないか」と考えて、みんなで改善内容に「いいね!」をつけあうようにしたのが活動のきっかけです。
―どのような活動ですか?
月に1件、各課にて運用改善を実施してもらい、良いと思った改善内容に「いいね!」をつける活動です。
改善報告書のExcelに1人3回まで「いいね!」を押せるようになっており、集計結果を一覧形式で公表するようにしています。今までは自己満足に近い改善もありましたが、現場のメンバーに「いいね!」を押してもらうことでより現場にあった運用改善が出来てきたように感じています。また、同僚から「いいね!」を貰えることで自発的に活動に取り組んでもらえるように期待しています。
表彰もその一環で、部員たちがモチベーションを高く持って働いてくれるように、継続して試行錯誤しています。
―どのような活動が表彰されましたか?
複数の改善活動の合算で「いいね!」を多く貰い、効果の高い改善を実施してくれた2人を表彰しました。
また、表彰は私からではなく社長から2人を表彰していただきました。
表彰された2人にとって、また表彰式に参加したメンバーにとっても、今後の仕事へのモチベーションアップにつながってくれると嬉しいです。
―最後にメッセージをお願いします。
コロナ禍において在宅勤務の推奨される中でも、運用の現場では物理的な問題やセキュリティの観点からも現地勤務が基本となり、日ごろから細心の注意を払い生活されていると思います。
先行きが見えない状況ではありますが、現場の方々への感謝を忘れずに一緒に乗り越えていきたいと考えています。