システム管理者のためのBookCafe

Vol.127 「エンジニアのための新教養□○△で描いて、その場でわかるシンプル図解」

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
T’s Review

会社のとある研修でオススメされていたのですが、非常に読みやすい本です。
文字や口頭だと伝える人と伝わる人によって、感覚が異なることがしばしばあると思います。それは伝わる人つまり「受け手」の感性に起因するからだと思います。
なるべく早く確実に相互理解を実現するには、図で示すことができればと思い、読み始めました。

 

内容紹介

 

 

データ・ドリブン・マーケティング-最低限知っておくべき15の指標-

加島一男(著)
 

IT業界は専門用語が使われがちです。
そのせいか、伝えたと思ったことが伝わっていなかったり、相手の伝えたいことを
間違って理解していたり、といったことが起こります。しかし、コミュニケーション
が原因でビジネスチャンスを逃してしまうのはもったいない話です。
本書で紹介する「シンプル図解」を使えば、速く確実な相互理解が可能になります。
上司と部下の相互連絡、社内他部門との調整や協議、顧客との説明やヒアリング等、多くのシーンで活用できます。プレゼンテーションや会議などでも役立ちます。
使うのは□○△だけなので、絵が苦手な人でもすぐに描けるようになります。

株式会社翔泳社 紹介ページ)

 

T’s Review

著者は、これまでに約4,000名のビジネスパーソンをサポートしてきた加島一男さん。
IT業界を中心にエンジニアやセールスエンジニア、管理職の方たちを対象に
ストラクチャードコミュニケーションを使った研修を行っています。

【シンプル図解について】
シンプル図解は正式名称をストラクチャードコミュニケーションといいます。
「論理的な思考による情報の構造化」と「直感的な表現として図解による視覚化」
を融合させたコミュニケーション技法です。

Chapter1 シンプル図解を始めよう!
Chapter2 シンプル図解の基本
Chapter3 シンプル図解のお手本・実践編
Chapter4 10個の基本構造をマスターしよう
Chapter5 シンプル図解をビジネスの現場で活かそう!
Chapter6 シンプル図解の活用に向けて

「速く」と「確実な」と「相互理解」を得るには、どのように工夫をすればよいのか、ということにフォーカスしたビジネス書籍です。
具体的には、「3回確認していたことを1回で確認できるようにするには」であったり、「60分の会議を20分に短縮するには」といった場合であったりにうってつけの技術が満載です。

「図」を描くと聞くと、「センス」と片付けられてしまいがちですが、日々のトレーニングでカバーできるようになります。何をメインに伝える(話す)のかを決めて、書き出してみる。その後に内容を見直し、他者が見やすいようにカテゴリ分け、整理して伝える。

利用する図解は、「□」と「○」と「△」の3種類で問題なし、それを10種類のカテゴリに使い分けることで、自分の想いが簡単に相手へ伝わるようになります。

連載一覧

コメント

筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

この本を読んだことがある方、読まれた方のご感想もお待ちしております!(⇒ぜひ、コメント欄にコメントをお寄せください☆)

バックナンバー