システム管理者のためのBookCafe

Vol.70 小さな悟り

概要

書籍のインク独特の香りを感じながら、出会ったことのない世界、新たな発見、体験してみませんか?

目次
内容紹介
Tsubasa’s Review

今回のBookCafeで紹介する本は、「小さな悟り」というタイトルと、それと一緒に書いてある「人生には小さな答えがあればいい」という表紙を見て、それがどういう意味なのか、答えを知りたくて、購入を決めた一冊です。

現在、不安や悩みが無い人は居るでしょうか?
誰しも人生、生きていく中で、常に不安や悩みは、たくさん増えていき、どうしたらいいか、わからなくなってしまう時はないでしょうか。この本には、そんな不安や悩みに対してのヒントや答えが書かれています。

人生に迷っている方、人間関係に悩んでいる方、仕事で悩んでいる方、将来に対して不安な方、この本を手に取って読んでみてください。不安や悩みを抱えている、あなたの、これからの未来に光が差すかもしれません。

内容紹介

小さな悟り

枡野 俊明 著

「雨が降ってきたから傘をさす」
それくらいシンプルに考え、行動するための「小さな悟り方」
――ふと、心が晴れる言葉に出会える本

「小さな悟り」とは?
余計な考え・迷い・情報を取り除いて、
限りなくシンプルに考え、行動する――。
そのために、ちょっとものの見方を変える。
ちょっと発想を変える――。
それが「小さな悟り」です。――著者

◎まず、「無常」を深く受け入れる
◎「しかたのないこと」に心を注がない
◎幸せは「考える」ものではなく「感じる」もの
◎何があっても「自分を嫌わない」
◎仕事は「ご縁」にしたがうと必ず好転する
◎人生も、命も、すべては「レンタル」

困ったとき、悩んだとき、迷ったとき、 ページをめくってみてください

三笠書房 紹介文抜粋)

Tsubasa’s Review

あなたは、今、不安や悩みはありますか?

ここで「ありません」と答えられる方は、この本を読む必要がないかもしれませんが、多くの方は「あります」と答えると思います。
先の見えない将来に対して、不安を抱いていたり、いくつもある選択肢の中から、一つを選ぶことに対して悩み、苦悩したりして、人は人生を生きていきます。
特に現代では、情報技術が発達し、インターネットを使えば何でも調べることができ、余計な情報のせいで行動ができなくなることもあると思います。

それに人生、普通に生きていても、色んなことが起こり、それに対しての不安や悩みが尽きません。

例えば、大学生であれば将来どんな仕事をしよう?社会人であれば、このまま、この仕事を続けるべきなのか?など、多くの人が同じように不安や悩みを抱え、自分自身で答えを探しては見つけ出すことの繰り返しの中で、答えを見つけるのが難しいあなたの考えをシンプルにし、より簡単に答えを導き出してくれるかもしれません。

本書では、2006年「ニューズウィーク」誌日本版にて「世界が尊敬する日本人100人」にも選出された著者が「雨が降ってきたから傘をさす」それくらいシンプルに考え、行動するための、ふと、心が晴れる99の言葉が紹介されています。
紹介されている言葉はどれも、あなたの身近なことに対しての不安や悩みをシンプルに考え、行動するための言葉です。

本書の98番目の言葉として「すべての経験を糧にする」と書かれていますが、その通りだと私は思います。
全ては考え方次第なのかもしれませんが、その時は、後悔や苦しさがあり、ああしていれば、こうしていればと思うかもしれませんが、嘆いても悔やんでも何も変わりません。この経験を今後に活かして、プラスに変えていくことで、時がたった時に、「いい経験だったなぁ」と思えるようになるはずです。
自分自身の気の持ちようで、プラスにもマイナスにも変えることができるのです。
その他にも、さまざまな言葉が今現在、悩んでいるあなたの心を救ってくれるかもしれません。

今後の人生の中で、不安や悩みが多くあるかと思いますが、今後の人生をより楽にシンプルに、そしてより良くする一冊だとオススメします。

あなたが抱えている問題に対して、何か少しでもヒントが見つかることを、そして一つの答えが見つかることを願っています。

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筆者紹介

“システム管理者のためのBookCafe” レビュアーのご紹介
●システム管理者の会 推進メンバー
システム管理者の会の企画・運営をする推進メンバ―が、会員の皆様にお奨めする本をご紹介してまいります。

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