はじめに
2021年の最初のコラムです。「ニューノーマルに悩む管理者の夜」ということで、2020年10月から開始しましたが、当初ユニリタ担当者と話したテーマの1つが今回のテーマです。ニューノーマル以前と以後、変わったものは多々ありますが、セミナーの実施形態が変わったというのも、大きな特徴ではないでしょうか?
第2回で書きました「試験」も変わったモノのひとつなのですが、最近の試験は「集合形式」に戻っている感じがします。とりあえず「三密」対策すれば集合させても問題ないだろう発想が見え隠れします。それは、ニューノーマルではありません。単なる改善/改良です。「新しい」常態がニューノーマルなのです。
ちなみに、令和2年度10月度の試験で中止になった基本情報処理技術者試験(FE)ですが、プロメトリックで期間限定(2021年1月5日~3月23日もしくは28日)で受験できる仕組みになったようです。
【参考】令和2年度基本情報技術者試験について
(https://www.jitec.ipa.go.jp/1_02annai/r02fe_exam.html)
申し込みがオンラインのみというのは改善の余地があるかもしれません。オンラインでの申し込みができない人がまだまだ多数いますから。
また、日商簿記2級と3級も、CBTでの受験が可能になっています。
【参考】日商簿記検定試験(2級・3級)ネット試験の通常受付を開始しました
(https://www.kentei.ne.jp/32217)
とうとう簿記もネット受験が可能になりました。次回の簿記試験(2021年2月28日)の会場受験の申込は、受験可能人数が少なかったせいもあり、ほぼ1日で埋まりました。ぜひネット受験をしましょう。あとは、宅建試験(*1)ですかね、大口は。
オンライン形式の会議やセミナー
セミナーと会議、正確にはウェブセミナー、テレビ会議、ウェブ会議が混在しているみたいなので、整理したいと思います。
図表4-1 テレビ会議とウェブ会議
ウェビナーは、ウェブとセミナーを合わせた造語(Web + Seminar)ですが、オンラインセミナーという形式で昔からありました。書籍に付属する「ビデオセミナー」などというものもありますね。ウェビナーは、基本、PCやスマホなどのブラウザから視聴する形式です。リアルタイムを求めないのであれば、YouTubeにリンクを張って、視聴させる形式もあります。そう、セミナー(オフラインも含む)ってだいたいリアルタイムに実施していますが、録画放送でも構わないものが大多数ですよね。なんで、毎回「生」放送というリスクを負うのでしょうか? 放送事故が発生する可能性があるのに。集合形式セミナーからの思考の脱却ができていないのも原因の1つでしょうね。この点については、後ほど再度考察します。
オンラインのセミナーのあれこれ
2020年の夏ぐらいから、本当にオンラインのセミナーが真っ盛りとなりました。しかし、単に集合形式のセミナーを、オンラインに移し替えただけのオンラインセミナーが、かなり多く見かけられたことも特徴です。
例えば、以下のようなことが挙げられます。
- ①有料制(オフラインと同じ料金)
- ②資料が雑
- ③段取りが雑
- ④講師/講演者のアップ
- ⑤時間が長い
①の有料、というのは主にオフライン、つまり従来型の集合形式のセミナーで、有料だったものを単にオンラインで行った場合に発生しています。何も考えていないですよね。講師を含むコンテンツをそのまま流用できるというメリットはありますが、単に手を抜いているだけともいえます。集合形式のセミナーだと、休憩時間やセミナー終了後に、こっそり質問したり、オフレコの質問をしたりすることがあって、それこみでの料金設定というのもあるわけですが、画面が小さく独特のコミュニケーションが必要なオンラインセミナーで「有料」のメリット、差別化するものは何か、という点が不明です。
②資料が雑、というのはオンラインセミナー全盛時の今でも頻繁に見かけます。オンラインセミナー、特にウェビナーの場合、PCではなくスマホで聴講するケースも多いことが特徴であり、かつそれがメリット(*2)とも言えます。しかし、資料が文章でみっちりかかれているようなもの(*3)ですと、正直見づらい。フォントも小さいものが多いですし。このようなセミナーは、特定業界のものに多く見られます。会議で使用するような内部のプレゼン資料をそのまま持ってくるからなんでしょう。セミナーはある意味、受講者に対するエンターテイメントと言えます。文章ずらずらスライドで楽しんでいるのは、同じ特定業界の方だけでしょう。楽しんでいるというのは語弊がありますね、資料として読んでいるというのが正しいかもしれません。
③の段取りが雑というのも、今までやっていたオフラインで集合形式の普通のセミナーや研修をオンラインに切り替えたときに、発生するケースです。社内での実験もせずに、「今までやってきたセミナーと同じだから」といって、オンラインセミナーを開催し、聴衆に迷惑をかけるものです。具体的には「繋がらない」「音声が聞こえない」「重い」などなどの発生です。そして、言い訳としては「手作り感」を出しましたというものがあります。なんか方向性が間違っていますし、そんな手作り感はいりません。
あとは、③の原因としては、個人のなんちゃってYouTuberがノリでセミナー動画をUPするケース。他業界からの参入パターンともいうべきでしょうか。セミナーって、それなりの流れというか段取りってあると思うのですが、それを無視した思い付きでのアップロード。結局、講師の言いたいことを聴くだけというR-1ぐらんぷり(*4)状態になったケースです。それがニューノーマルなのでしょうか?
④の講師/講演者のアップが多いというのは、テレビ会議やウェブ会議と勘違いしているパターンの典型です。テレビ会議の機能として、参加者のビデオ画面を表示する機能があります。また、ウェビナーでも機能として、なぜか講演者のビデオ画面を表示しています。だけど、講演者の顔映像っていりますか? いい年したおっさんの顔映像ですよ。誰得なんでしょうか? 正直、苦痛です。集合形式では、演台は遠いですし、そもそもそちらを向かなければ見なくてもよいものなのですが、オンラインセミナーで画面がポップされていると視界に入るんですよね。ほんっとに嫌なモノです。
さらに、講演者ではなく受講者のビデオ画面はいりません(断言)。というか、受講者の顔を他の受講者に見せるのは、セキュリティ的にどうかと思います。何か不正防止のため、という理由を聞いたことがありますが、つまり本人確認のため ということなんでしょうけど、顔出し=本人確認というのはありえません。
⑤の時間が長い、というのは講演枠の時間が長いということなのですが、通常のセミナーでも発生することが多いケースです。ただ、オンライン形式ですと、適時休憩を挟みやすい集合形式のセミナーとは異なり、一方通行なため、1時間以上の連続のセミナーは集中力が続きません。可能であれば、50分+休憩で区切るのがベターといえるでしょう。タイムスケジュールも非常に楽になります。
ある会社の調査によると、ウェビナーの67%が60分という時間設定(*5)だったという結果が出ています(https://makefri.jp/event/8214/)。
オフラインとオンラインを分けるもの
最初に「集合形式セミナーからの思考の脱却ができていない」と述べました。また前段の①でも書きましたが、オフラインのメリットって何なんでしょうか?
- ・「生」の臨場感? 最近では嵐のコンサートもオンラインでのLIVEですよ。嵐のラストコンサート(*6)よりも価値を出せるのでしょうか?
- ・質問に対する回答のスピード? その回答はすぐに返さないといけないものですか?
- ・受講生の顔色を見て講義を変えることが可能? つまり講義のレベルをお金貰った後に変えるのですか。
オンラインセミナーの罠
最近では、無料のオンラインセミナーに誘い、そこから対面式のセミナーに誘導、そこで製品などを買わせるという商法を見かけます。商法という言葉はまずいですかね。言い換えましょう「ニューなマーケティング手法」です。
実際の事例なのですが、オンラインセミナーを開催予告して、URLを送付。開催日当日に、受講者が参加したがなかなか始まらず、開催事務局から「回線の都合で講師がログインできない」との連絡。そして、「別途対面のセミナーを用意」というパスから、特定の商品を購買させるルートです。「本当に、講師が繋がらなかったんじゃないか?」という反論があるかもしれません。しかし、同じセミナーを別の日に受けても、同じ事態が発生。確実に確認犯です。「上手い方法を考えたな」とも思いますが、毎回「講師がログインできませんでした。なので別途お客様のために特別に対面のセミナーを~」という言い訳はお粗末な気がします。そもそも、中止されたオンラインセミナー自体のコンテンツも実際にあるかどうか、よくわかりませんよね。100%中止させるので(*7)。
無料のセミナーから有料のコンテンツへの誘導は、「フロントセミナー」と言われるものです。前述のセミナーでは、無料のセミナー自体が存在しなかったのですが、短時間の無料セミナーで集客、興味を惹いて、本題の有料のコンテンツにもっていくものであり、それなりの効果があります。フロントセミナーで興味を持ったり、深堀をしたいと思ったりした場合に、別のコンテンツでしっかり学ぶというメリットもありますが、逆にフロントセミナ―で綺麗ごとを言って、有料部分でぼったくり、ハイさよならという商法もできます。しっかり事前に情報を収集し、判断をしましょう。
また、これも事例ですが、オンラインセミナーのフロントセミナーの後、受講者を個別ルーム(*8)に誘導して、担当者が有料コンテンツの購入を説得するという手法もみられます。リアルな物理的な個室は、まさに恐怖なのですが、今回はオンラインです。プチっと切ったり、窓を閉じたりすれば終わりです。というか、入らなければいいだけです。これも、(受講者にとって)良い意味でニューノーマル化していない(≒オフラインの手法をそのまま利用した)事例ですね。
セミナーで大事なのはアレとコレ
オンラインセミナーについて、ここまでいろいろ語ってきましたが、最近ではまたオフラインセミナーが復活しつつあります。「試験」と同様ですね。オールドノーマルの復活(*9)です。なんで、知恵と勇気(*10)、少しの工夫でニューノーマルなセミナーをしようとしないんですかね。コスト的にも、場所代、スタッフの人件費、資料配布(紙代)、当日の受付やコントロール、事後アンケート(*11)回収などがほぼ全面的になくなるか、電子化されるのに。
営業部A氏「大事なモノを忘れているぞ」
管理者X「何でしょうか? 大事なモノって」
営業部A氏「名刺だよ。名刺。受付のときにいただく名刺が大事なんだ」
管理者X「(いらんわそんなもの)」
営業部A氏「その名刺を元に営業活動とかをするんだからな」
なんかオールドノーマルな営業の声が聞こえてきます。名刺を集めて、連絡を取って、そしてビジネスに繋げるというプロセス自体が迂遠ではないかと思います。それよりもオンラインで申し込み(*12)してきたときに、社名やメールアドレスを入手しているはずなので、そこからアクセスしたほうが早いでしょう。既に電子化されていますし。なぜ名刺に拘るのかがわからないです。まさか、名刺をコレクション(*13)しているコレクターなのでしょうか?
講演者B「大事なものは名刺ではない。アイスブレイク(*14)だ」
管理者X「は?」
講演者B「セミナーではアイスブレイクが重要だが、オンラインだと難しい」
管理者X「(んなもの重要でも本題でもないだろう。セミナーを充実させろ)」
講演者B「オンラインでできるアイスブレイクを考えてくれないか」
アイスブレイク親父にも困ったものです。アイスブレイクや途中で挟む冗談を含めて、長年やってきたセミナーのルーティン(*15)が使えなくなって、困るのは分かるのですが。
セミナーの未来
ここまで、セミナーをテーマに書いてきましたが、いままでも、オンラインセミナーを実施してきたからでしょうか? もっと「派手に行くぜ」(*16)的に、初音ミク(*17)が語るシステム運用とかバーチャルリアルなトラブルシューティング講座とかできないんでしょうかね。技術的な問題はないと思いますし、お金、権利の問題だけかもしれません。VRなトラブルシューティング(*18)なんて、脱出ゲームみたいで燃えるじゃないですか。リアルで燃えたらまずいですけど。旧態依然としたセミナーではなく、もっと新技術を盛り込んだ楽しいセミナーが企画されたら良いですね。
では良き眠りを(合掌)。
「パトラッシュ、疲れたろう。僕も疲れたんだ…。なんだかとても眠いんだ」byアニメ「フランダースの犬」最終回でのネロ少年のことば
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*1 宅地建物取引士試験。略称で「宅建」。宅地建物取引業法(宅建業法)に基づく国家資格。年1回、10月の第三日曜日が試験日だが、2020年は10月18日と12月27日(日曜日)の2回に分けて行われた。10月試験の会場定員を上回ってしまったためと想定される。良心的ですね。
*2 スマホで聴講できることにより、受講率はUPしていると思います。PCで聴講のみだと会社とかサテライトオフィスの個室、カフェでこっそりという形式になりますが、スマホだと電車内でも聴講できますから。
*3 プレゼン資料のプロによると、パワポで作成された資料の場合、1スライドあたり100文字以内がベストらしいです。つまり、1列20文字として5行です。なので、文字ではなく図解しとけ、という結論になります。でも、「文字ずらずら一部赤文字付」は本当に多いんですよ、特にある業界では。 参考までに、「文字ずらずら一部赤文字付」を以下の図表4-2に掲示してみます。見やすいですか? 図表4-2 文字ずらずら一部赤文字付
*4 「R-1ぐらんぷり」は吉本興業主催のピン芸人コンクール。コンビ芸の「M-1グランプリ」、ピン芸の「R-1グランプリ」、コントの「キングオブコント」とカテゴライズされています。2020年の優勝者は、マヂカルラブリーの野田クリスタル。ちなみに、初代(2002年)の優勝者はだいたひかる。 「R-1」は、2021年から「R-1ぐらんぷり」から「R-1グランプリ」とカタカナ表記されています。
*5 本文の調査は、LogMeIn社の調査です。いろいろな会社から、ウェビナーの結果の統計的な数値が出ていますが、以下はアドビコネクトのコラムからの抜粋。【コラム】数字で見るWebセミナーへの参加者の視聴時間、状態について
(https://www.samuraiz.co.jp/adobeproduct/connect/column/index08.html)。分析データは、Adobe社内の例として、Webセミナー(16,558人の登録者、5,750人の参加者、9人の異なる発表者、20の業界のオピニオンリーダのWebセミナー)を分析したものです。参考になります。
(https://www.samuraiz.co.jp/adobeproduct/connect/column/index08.html)から
図表4-3 ウェビナーの特徴(アドビコネクトのコラムから抜粋・整理)
*6 嵐の大みそか配信ライブ「This is 嵐 LIVE 2020.12.31」のこと。特設サイトは(https://ThisisARASHILIVE-20201231.com)。
*7 実話・実例です。3回申し込んで、3回とも同じ理由で中止。本当に、セミナーコンテンツはないんだろうな。
*8 Zoomのブレイクアウトルーム機能を利用したりしています。ブレイクアウトルームは、zoomミーティングの機能であり、zoomのウェビナーの機能にはないので、そもそも会議の拡張機能という位置づけなのでしょう。昔から、この手の会議室システムに実装されている「個チャ」みたいなもの?です。
*9 ◯◯の復活と聞くと、シリーズものイメージがありますが、明確にそのようなタイトルのモノって少ないです。スター・ウォーズ6は、「Star Wars: Episode VI Return of the Jedi 」ですし。ちなみに、このタイトル(帰還)になったのは2004年からです。日本での公開当初のタイトルは「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐」でした。ゲームでは「ドルアーガの塔 イシターの復活」とかありましたね。
*10 「機動警察パトレイバー」で頻出(?)するワードです。「愛と勇気」、「努力・友情・勝利」ではありません。筆者の好きな言葉でもあり、共著作「拝見!プロジェクトマネージャの仕事場―ITプロジェクトの成否の鍵を握る人々」(2003年 技術評論社)の筆者紹介欄でも記載したはず。ちなみに、表紙はドラマ「HERO」をオマージュしたものらしいです。
*11 事後アンケートは、最近では、googleフォーム(http://docs.google.com/forms)を使ったアンケートが多いです。会社によっては、docs.googleにアクセスできないケースも多々あります。 アンケートする項目については、結構適当ですよね。効果的というか、本当に後々役に立つアンケートについては、別のコラムで語りたいと思います。
*12 申し込みの時に、いまだにFAX番号を入力要求するものがあります。超オールドノーマルですね。FAX番号が必須入力とかになっているものもあります。
*13 今では、名刺は名刺管理ソフトで管理するのが主流なのですが、むかしは名刺フォルダーブックに会社ごととか五十音順に一枚ずつコレクションしていました。
*14 アイスブレイクとは、初対面の人同士が出会う時、その緊張をときほぐすための手法であり、研修やセミナーで用いられることがあります。具体的には「他己紹介」とか「私、実は・・・」とかがあります。グループワークなどがない場合、まず必要ありません。正直、さっさと研修やセミナーを始めてもらったほうがありがたい。ニューノーマル化してくれよ。
*15 ルーティン(routine)とは、決まったときにやる一連の動作のこと。「日課」。2020年に引退したラグビーの源五郎丸選手の、「キックする前の祈るようなしぐさ」で有名になった言葉です。しかし、IT業界では、ルーチンといえば、プログラムの集合、例えばメインルーチン(main routine)、サブルーチン(sub routine)のように使われることのほうが多いです。つまり、≒ファンクション(function)。定常処理という意味ですかね。
*16 「ド派手にいくぜ」といえば「鬼滅の刃」の音柱である宇髄天元ですが、「海賊戦隊ゴーカイジャー」のゴーカイレッドも負けていません
*17 初音ミクは、クリプトン・フューチャー・メディアから発売されている音声合成・デスクトップミュージック (DTM) 用のボーカル音源、およびそのキャラクター(Wikiから)
*18 VRトラブルシューティングではなく、パワハラVRは既にあり、研修として提供されているみたいです。【参考】NTTLSの「ハラスメント研修VRパッケージ」(https://www.nttls.co.jp/vr_harassment)。
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筆者紹介
大手IT会社に所属するPM兼SE兼何でも屋。趣味で執筆も行う。
代表作は「空想プロジェクトマネジメント読本」(技術評論社、2005年)、「ニッポンエンジニア転職図鑑』(幻冬舎メディアコンサルティング、2009年)など。2019年発売した「IT業界の病理学」(技術評論社)は2019年11月にAmazonでカテゴリー別ランキング3部門1位、総合150位まで獲得した迷書。
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