来る7月26日(金)は、『システム管理者感謝の日』です!
システム管理者感謝の日とは・・・
1年に1度、日々企業のITシステムが安定して稼働できるよう運用してくださっているシステム管理者の皆様へ感謝の気持ちを伝える日です。7月の最終金曜日がその日にあたります。
システム管理者の会では、この日を広める活動を進めるとともに、すべてのシステム管理者に感謝の言葉を贈ります。
7月26日(金)までの間、メッセージカードをお配りするとともに、システム管理者の皆様の写真をFacebookでご紹介していきます。皆さんも、身近なシステム管理者の方に感謝の気持ちを伝えましょう。
https://www.facebook.com/sysadmingroup
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システム管理者感謝の日を直前に控えた2013年7月17日(水)。
今年で第7回となる、システム管理者感謝の日イベントが開催されました。
今年は、「サービス」というテーマのもと、ハートをわしづかみにするIT『サービス』とはなんなのか探るべく、
さまざまなプログラムが行われました。
当日は、梅雨明け後続いていた猛暑も中休みとなり、比較的過ごしやすい気候の中、総勢437名という
たくさんの方にお越しいただきました。
★開催概要★
2013年7月17日(水) 14時開演 19時終了
@浅草橋ヒューリックホール
- 目次
- Session1~開会の挨拶~
- Session2~基調講演~
- Session3~パネルディスカッション~
- Session4 ~システム管理者の会の活動紹介から閉会の挨拶~
- Epilogue~情報交換会~
Session1~開会の挨拶~
システム管理者の会
発起人 株式会社ビーエスピー 竹藤 浩樹 氏
開会の挨拶は、自動車市場や携帯電話市場の例から見る、成熟した市場で起こるパラダイムチェンジの話から始まりました。IT市場でも、クラウド、アウトソーシング、モバイルなど、デジタル技術の進歩により、ITの役割に『人手、コスト、ミスを「減らす」ITから、価値、ビジネス、満足度を「生む」ITへ』という変化が起こっています。
では、その変革を進めるためには、なにが必要なのか?
そのヒントが「サービス」にある、その仕組みをこのイベントの中で探っていただきたいというメッセージが伝えられました。
Session2~基調講演~
大人の寺子屋縁かいな 代表
上田 比呂志 氏
実家の料亭、三越勤務、米ディズニー大学への留学を経て、サービスの「こころ」と「スキル」と「仕組み」を知り尽くした、「大人の寺子屋 縁かいな」代表、上田 比呂志 氏に、価値を生むサービスとはどういうもので、それにはなにが必要なのかをご講演いただきました。
驚異の95%というリピーター率を生み出すサービスはどこにあるのか。「コミュニケーション」「感動の共有」「感性を育てる人材育成」などをキーワードに、実際にあった様々なエピソードを交えながら語ってくださいました。中には、その感動的なエピソードに思わず涙をぬぐう方もいらっしゃるほどでした。
また、休憩時間には、山崎製パン様にランチパックなど人気商品をご提供いただきました。
毎年大人気の山崎製パン様のパン。皆さん思い思いに、ご自身で気になったパンを手に取っていました。
同じく休憩時間には、ご講演いただいた上田氏の著書『料亭、三越、ディズニーを経て学んだ
日本人が知っておきたい心を鍛える習慣』を販売、たくさんの方が並んで買ってくださいました。
Session3~パネルディスカッション~
パネルディスカッション
「★システム管理者未来会議★
ITを『サービス』化するとどんな未来が待っている?課題と取組み方を徹底討論!」
<パネラー>
itSMF JAPAN 副理事
小林 賢也 氏
CompTIA日本支局 シニアコンサルタント
板見谷 剛史 氏
NTTコムウェア株式会社 (システム管理者認定マスター取得者)
梶原 智実 氏
山崎製パン株式会社 (システム管理者認定アソシエイト取得者)
澤 聡美 氏
<モデレータ>
株式会社ビーエスピーソリューションズ
藤原 達哉 氏
続くセッションのパネルディスカッションでは、パネラーの皆様に様々な立場から、IT『サービス』化の未来について、語っていただきました。
ITのサービス化とは何か、なぜ必要なのかというトピックでは、現在の「いいものを作れば売れる」という時代は終わった現状をもとに、既存のビジネスプロセスの多くが機械やデジタルに変わる中、サービスそのものをどうやって作っていくか、そしてどうやって品質を保っていくかという時代になったという意見が出されました。
プロダクトが、画一的なものであったり、大量に作ってお客様に売りさばいていくものなのに対し、サービスは、お客様の希望に合わせて柔軟に変わり、作り替えてご提供するものということから、ITサービスは、よりお客様の視点に立ったITの形だということが挙げられました。
ITのサービス化を進めるのにまず何から始めたらいいのか、という点については、お客様の声を聴くこと、そしてそれを一元管理し分析すること、それを共有して皆でよりいいサービスを話し合うこと、さらにはお客様と一緒に答えを探していくことという話が交わされ、基調講演の上田 氏の「コミュニケーション」や「感動の共有」の話を彷彿させました。
Session4 ~システム管理者の会の活動紹介から閉会の挨拶~
システム管理者の会では、企業のITに携わる方々に向け、広く成長の機会の提供を目指して活動しています。システム管理者の会推進委員である、株式会社ビーエスピー 増田 栄治 氏より活動の紹介をさせていただきました。
そして、今回、推進委員をご退任される、第一生命情報システム株式会社 足立 伸男 氏より、閉会のご挨拶として、サービス化の時代の中で、今のITシステム部門の強みやポテンシャルを活かし、どのような人材を目指していけばいいのか、システム管理者の未来像を語っていただき、第7回システム管理者感謝の日イベントのプログラムが幕を閉じました。
最後に流されたメッセージVTRを見ながら、ご来場いただいた方の心の中に、変化に向けた新たな思いが少しでも沸いていただけていたら嬉しく思います。
Epilogue~情報交換会~
プログラムが終了すると、「お祭り」が始まります。
今年のシステム管理者感謝の日イベント情報交換会は、テーマを「夏祭り」とし、縁日風の店舗に加え、ゲーム屋台などが開かれ、短時間ながら、浅草の街にふさわしい賑やかなお祭りの広場が出現しました。
そしてお待ちかね、スペシャルゲストは、「おネエすぎるお坊さん」として「笑っていいとも」で出演されてから、テレビでも活躍されている水無 昭善住職です。硬軟交えたトークで会場を大いに盛り上げてくださいました。
今回、残念ながら参加できなかった皆様、来年はさらに面白い企画とテーマで、
皆様をお待ちしております。
どうぞ、お楽しみに!!